安価なコーヒーメーカーで淹れるコーヒーを少しでも美味しくしたい
エグゼクティブサマリー
- 20秒の蒸らしをスイッチのON/OFFで手動制御する
- 電源を入れてからお湯が落ち始めるまでの時間は機器によって違いがあるので、何秒かかるかを見極めた上でON/OFFする
- 蒸らしはしたほうがいい
背景
以前使っていたコーヒーメーカーの調子が悪くなり、買い替えました。
最近のコーヒーメーカーは抽出温度とか、蒸らし時間など、色んな機能がついていますが、こいつは単純に水をお湯にし、少しづつ落としてコーヒーを淹れるというものです。ドリッパーも同社の汎用品がそのまま使えるので「つぶしが効く」「安価」という安易な考えでAmazonで購入しました。
しかし利用し始めると少しづつ悪い面が見えてくるものです。
- ドリッパーからお湯がはねて周りに散る
- 蒸気カバーを伝って水滴がヒーターに落ち「じゅうじゅう」いう
- 以前のコーヒーメーカーと比べて美味しくなくなった気がする
1と2はもう構造上の問題なので諦めました。3についても機能がないなら仕方ないと思いましたが、少しでも美味しくいただきたいのが人間の性です。何かできることはないか、と色々としらべました。
試してみたこと
この機器のAmazonレビューを眺めていると、「蒸らし」の重要性を説かれている方がいらっしゃいました。言えば「自動でできないなら手動でやってしまえ」という発想です。半信半疑で色々と試してみました。
- 電源を入れる
- コーヒーの7~8割程度が湿るぐらいになったら電源を切る
- 蒸らし時間が15~20秒となるよう待ち電源を入れる
蒸らしの時間は諸説あるようですが「20秒が適切、30秒は長い」という情報をもとに20秒待ってONしてみました。はい、失敗です。スイッチを入れてもすぐにお湯がでるわけではないことをすっかり忘れていました。このときは結局蒸らし時間は「約50秒」となりました。
教訓
- 電源ONしてからお湯が出るまでの時間を事前に把握しておくこと
私と同じような「粉ではなく豆から挽いて、できれば安価に自動でコーヒーを淹れてほしい」という方にぜひお試しいただければと思いました。
余談
この機器はお湯の落ちる口が丸型になっているため、付属のドリッパー(一般的な三穴のやつ)ではなく、円錐型のこれに変えてもいいかもしれません。ただ、高さでアウトかもしれない・・・